6月, 2011年
瀬戸市岩屋堂のお宿といえばココ!「福助」
先日、所要があって瀬戸市きっての観光地、岩屋堂の料理旅館「福助」さんに行ってきました。

玄関先も、素敵なあしらいになっています(↓)。思わず足が止まり、見入ってしまいます。

玄関ホールでは、いかにも瀬戸らしく、瀬戸焼のタイル壁が客人を迎えてくれます。

この料理旅館「福助」がオープンしたのは2年前…。
実は、このお宿、以前は「権兵衛」という名で営業していました。しかし、5年程前廃業を余儀なくされ、その後空き家になっていた所を、岩屋堂に魅せられた現在のオーナー、岩下さん(↓)が購入されたそうです。

旅館を丸ごと買いとったのはいいものの、営業を再開するにあたっては相当苦労したとか。
建物の築年数が経ってたのと、数年使われていなかったこともあって、相当な補修が必要だったとのことです。

しかし、その補修もかなりの程度ご自分でされたというから驚きです。昔「美術部に所属してたんですよ」とはおっしゃっていたものの、付け替えた真新しい竹に色を施して、アンティーク風の程良い色合いにするなんて、中々できることではありません。

元々ご実家が旅館業を営んでいたという岩下さん。「私には女将のDNAが宿っているかも」とおっしゃっていました。
ハイ、「客人をおもてなしする」というお仕事は、誰にでもできるわけではないと、私も思います。あらゆることに気を配り、お料理やお花にも精通する必要がある女将という職、到底私には務まるとは思えません(…まあ、誰も私には頼まないと思いますが…笑)。

岩下さんの心遣いが隅々にまで行きとどいたこのお宿にいると、自然と一体となることができます。
あふれんばかりの緑に抱かれ、日常の雑事から解放される心と体…。
真のリラックスがそこにはあります。

多分、このお宿での正しい過ごし方は、何もしないこと…。
川のせせらぎに耳を傾けながら、ただボーっと過ごすことが何事にも替え難い時間になるのではないでしょうか。
特に夏はオススメです。何せ、瀬戸市内よりも3度も気温が低いというのですから。クーラーなど不要です。
……福助さんでは、どんなたわいのない物でも絵になります。
縁側で見つけたこんなサンダル(↓)だって、立派な景観をなしています。

福助さんのすぐ前を流れる川には、こんな情緒たっぷりの橋(↓)も架かっています。

この川は、深さがないため、小さな子供が水遊びをするのにピッタリです。この日、遠足で来ていた幼稚園児達も楽しそうにはしゃいでました。

この夏、私も自分の子を連れて来てあげたいですね。
…ということで、瀬戸市の奥座敷、岩屋堂に行く際は、是非福助さんへGO!
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お値段は、一泊朝食付きで、7,000円(税・サービス込み。夕食はご相談の上、内容・お値段が決まるそうです)。
泊まりでなくても、お茶だけというのも可(週末は予約なしでOK。平日は要予約)。
【場所】瀬戸市岩屋町28
【電話】0561-78-1956
ペンダントトップ作成×イタリアンランチ(by Nijiiro×K・K labo)
昨日の究極の「和」から一転。本日は、ナチュラルテイストあふれるイベントに参加してきました。
ステンドグラス作家のNijiiroさん指導によるペンダントトップ作成と、K・K laboを主宰する梶田さんのイタリアンランチが同時に堪能できるという、何とも贅沢な企画です。

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…まずはNijiiroさんによるペンダントトップ作成教室についてご紹介…。
ステンドグラスを用いてのペンダントトップ製作。出来上がりはこんなイメージです(↓)。

まずは最初に、中に入れる素材を選び、それをどう配置するか考えます。次に、ガラスの色や質感を選びます。

これにはかなり悩みました。素材も、紙、布、スパンコールと多岐にわたります。それぞれ色合いや風合いも違うので、一つのパーツを入れ替えるだけで雰囲気がガラっと変わってしまうからです。
考えた末、ガラスは、表裏共に透明にしました。そして中身は、表側をちょっと濃い色を使ってシックに(上の写真の左下がそれです)、裏側はキッチュで、明るいフレンチテイストな柄をあしらいました。
それぞれのパーツを重ねて糊で固定し、2枚のガラスの間に挟みます。
その後、ガラスとガラスの間の隙間(側面)に、銅テープを巻いていきます(↓)。

手先の不器用な私にはこれがとっても難しい作業でした。
なので、結局Nijiiroさんにやってもらいました(笑)。
…次なる工程は、はんだづけ。

これがとっても、面白い作業でした。
はんだごてを使うのは生まれて初めてだった私。コテを当てられたはんだが一瞬で溶け、きれいなシルバーの玉に変身するのが面白く、しげしげと魅入ってしまいました。
はんだで銅テープを覆った後は、フックをつけ、はんだの色調を整えます。最後に、ストラップをつければ完成です(この最終過程も結局Nijiiroさんにやってもらいました…笑)。
出来上がったペンダントトップの表側は、こんな感じになりました~(↓)。

裏側は…

ちょっと縁をギザギザタイプにしてみました。
私の好きな銅の質感が良く出ていて、大満足の逸品です。白いTシャツに合わせると、映えてよさそうな気がします。
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そして、ペンダントトップ作成があらかた終わった頃、K・K laboの梶田さんがタイミングよく登場~。
キッチンで料理の準備を始めます。
プロはやはり手つきが違います。ささっと盛り付け、あっという間にイタリアンランチが出来上がりました~。

今回のメインは、ニョッキのトマトソース。それに、カクテルサラダと、オリーブオイル風味がきいたトースト、デザートにビワとチーズの盛り合わせがつきます。

いやあ、ニョッキ、もちもちの食感で大変美味しゅうございました。
玉ねぎの甘みと、トマトの酸味が絶妙。それに、私の大好きなズッキーニが緑と黄色の2種類も入っている…。
ほっぺもも落ちる味わいでした。おかわりがあるといいのになあ…と思ったほどです(笑)。
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…というわけで、何とも盛りだくさんの今回の企画でした。Nijiiroさん、K・Kラボさん、ありがとうございました。
…にしても、今回の会場となったNijiiroさんのお宅…。
おうちの中はインテリアのセンスが光り、何だか自分のうちのようにホッコリとくつろげる空間です。お庭も手入れが行き届き、緑があふれています。

個人宅とは思えません。Cafe&ギャラリーができそうですね。
「和のまなびや」体験茶会
しごと塾のお仲間で、「和のまなびや」を主宰する落合ひろこさんが、体験茶会をしてくれたので参加してきました。

「難しく考えず、五感を使って味わって下さい」と優しく語る落合さん。
…とはいいつつも、本格的な茶の湯に参加するのは初めての私。やっぱりいつもの調子が出ず、どこか緊張しています。
茶席に入る前に、落合さんから茶の湯について説明を受けました。

お箸や茶碗の手に取り方、器の観賞の仕方等を、一つ一つ実際に練習しながら学びます。
茶道=「お茶碗を手にとって回すもの」という短絡的なイメージを持っていた私(笑)。今回、お茶碗を回す意味を初めて理解しました。
お抹茶をいただいて、その後器をめでる際、観賞を妨げとなりかねない飲み口が真正面にこないように、予め右90度にずらしておくというのが背景にあったのです。意味のない動作など一つもありません。

他の客に挨拶をしたうえでお抹茶をいただくという作法にも象徴されていますが、茶の湯というのは、あらゆる面にデリケートに気を配ります。お作法がきちんと身に付いたら、オンナ度がアップしそうです(笑)。
また、お菓子にも、お抹茶をいただくのにも、懐紙が重要な役割を果たすことが分かりました(西洋式のナプキンとは違って、枚数を重ねたものを束にして持つんですね)。お菓子を受けたり、お茶碗の飲み口をぬぐった指を清めるのに用います。ティッシュの代わりに、懐紙をかばんに忍び込ませておくのも粋かもしれないなあ…と思いました。

今回の茶会にご一緒したのは、温熱療法テルミーのサロン「道の場 悠」を末広通り商店街につい先日オープンした細谷さんと、水草・観賞魚・フェアトレードのお店「Nature Garden」を手掛ける神田さんご夫妻(写真を公開していいのか聞き忘れてしまったので、ぼかしてあります)です。
静謐な空気の中、もてなしを受ける客の心もゆっくりと開かれていきます。
細谷さんの馴れ初めのお話を聞くことができたのは、思わぬ収穫でした(ご主人と初めて会ったのが、茶席だったとのこと)。

そして、亭主の落合さんのお話ですが、お料理(落合さんはお料理の先生でもあります)や、器、掛け軸、はたまた生け花にまで及びます。茶の湯は、深い知性と感性が要求される「和の総合芸術」だということがよく分かりました。
…若い世代に受け入れやすいようにという配慮もあるかと思いますが、昨今「和」というと、過剰にカジュアルになっている部分もあるかと思います。
そんなお手軽で、フワフワとした「和」とは対照的なのが、この「和のまなびや」。正統派で本格的。しっとりと落ち着いた大人の「和」の世界へ私たちを導いてくれるお教室です。
現在教室のプログラムを思案中との落合さん。「和のまなびや」の今後の展開がとても楽しみです。










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