2012.10.08
商用写真
いなぶ(愛知県豊田市稲武地区)の街歩きマップ「いなぶらり」の撮影
食空間コーディネーターとしてのみならず、最近は町おこしのコンサルも手がけるYUIこと斎藤貴子さん。
このYUIさんが、稲武の町づくり協議会から製作を委託された〈豊田市稲武地区の街歩きマップ(名称:いなぶらり)〉の取材に行ってきました。
監修のYUI・斎藤さん、デザイン担当のR-pro・岡本さん、いなぶ観光協会の村瀬さん、それに写真担当の私・林の4人で、2回に渡り、稲武の中心街を歩いて取材しました。
現在稲武が抱えている大きな問題。それは、道の駅「どんぐりの里いなぶ」にはいつでも人が溢れているのに(週末ともなれば、駐車場待ちで渋滞ができるほど)、そこから目と鼻の先しか離れていない旧街道沿いの商店街には観光客が流れてこないこと。
確かに商店街の方はいつも閑散としています…。辛い現実です。
「せっかく稲武の道の駅に立ち寄ってくれたのだから、その中から少多少なりとも商店街の方へ回遊してもらいたい!」、その糸口になればという思いで作られるのがこの街歩きマップ、「いなぶらり」なのです。
実は、稲武出身の私…。
上述の様な状況を身に沁みて知っているだけに、少しでもお役に立てればという思いでこのお仕事を引き受けさせていただきました。
他の取材班の皆さんと共に街歩き…。
いなぶの街の人達とゆったり、楽しく交流しながら、たくさんの写真を撮りました。
皆さん本当に気さくで、親切な人ばかり。
あちらこちらで、山の幸をご馳走になります(嬉)。
こちらは、鮎の塩焼き。プチプチの卵持ちで炭火焼き立て!
最高に美味しかった~!!
…さて、取材の起点はいつも道の駅「どんぐりの里いなぶ」。
その道の駅で、稲武が「米粉王国」宣言がなされとのこと(豊田市長さんまで来て大々的にアピールしたそうです)。
「米粉王国宣言」って一体なんぞや?…と思っていた私ですが、どうやら今後米粉を使った料理やスイーツをどんどん開発し、地区内で販売していこうということのようです。
稲武には愛知県農業総合試験場の山間農業研究所も置かれており、冷害やいもち病に強い稲や酒米の品種育成を行っているぐらいお米との関わりも強い土地柄です。
また、「稲武」という地名にも「稲」が使われていることもあり、元々稲武とお米は切っても切れない仲…。
これから「米粉の街、いなぶ」として大々的にアピールしていく稲武。とても面白い試みなので、私も応援したいと思います。
…とはいいつつも、米粉を使った料理やスイーツは、現段階ではまだ完成形には至ってないようです。試食会で10種類ほど(ラッキー!)いただいて、感想を書きました。
今後どんな形で最終的に商品化されるのか楽しみができました~♪
…ということで、話はまた振り出しに戻りますが…
稲武の街歩きマップ、「いなぶらり」。1,2か月後には出来上がっているかと思います。どんな内容で、どんなデザインになるのか、こちらも刷りあがるのが本当に楽しみです(^^)
(↑ 手作り家具の製造・販売、ファーストハンドさんを訪ねた際の記念写真)