2010.06.21
その他
オープンスクール品野台小学校(愛知県瀬戸市)を見学
今日は、品野台小学校の公開日でした。
前々から関心を持っていたので、この機を逃さず見学に行ってきました。
瀬戸市北部の丘陵地帯の麓にあるこの学校は、豊かな自然に抱かれています。
校門をくぐってすぐに視界に入るこの銅像は誰なのでしょう?
校舎内は、本当に広々~!
バリアフリーを考慮した設計で、各教室の間に仕切りがありません。
上の写真の、向かって左側が2年生の教室。右側が5年生の教室です。今日は授業参観とのことで、父兄もたくさん来ていました。
5年生は、各自が地球儀を持って来て置いているようです。
それだけ、生徒一人一人のスペースが十分に確保されているということでしょう。
お次は多分3、4年生あたりの教室。
窓が大きく取られ、採光もバッチリです。
職員室も、壁でなく、ガラスで仕切られています。
心理的バリアーが低くなり、気軽に先生の所へ質問に行ったりできそうです。
トイレもコンクリートの打ちっぱなしの壁。シンプルでお洒落。
では、他の部屋も順次見ていきましょう。
家庭科室では、生徒が父兄と一緒に調理実習をしていました。
音楽室も音響効果を考慮して作られているのでしょうね、きっと。
理科室でも、父兄も参加して調理実習(?)ぽいことをしていました。
その隣が窯業室。いかにも瀬戸らしい。
圧巻は何と言ってもプール。
学校のプールでこんなきれいな所、他にみたことありません。
お次は体育館。木材がふんだんに使われています。バスケットゴールも可動式。
図書室は、市立図書館との共有スペースになっています。
オープンスクールといえばコレ。ランチルームもあります。
週に何回かは、全校生徒がここに一堂に会し、給食をとるとのこと。
体育館、ランチルームとは別に集いの場というスペースもあります。
集会・入学式・卒業式,地域の催しが行われます。
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以上、校舎内の様子を紹介しました。
特に学校関係者に説明を受けた訳でもなく、ただ自由に見学して来ただけなので、学校の運営方針等ソフトに関して詳しいことは実際わかりません。
ただ、個人的に感じたのは、仕切りをとって校内を一つの大きなスペースを創出することで、生徒、教員の間の心の壁も低くなり、学校全体としての一体感は強まるだろうなあということ。
また、校内に地域図書館があったり、地域のミーティングを行うスペースがあったりと、地域に対しても開かれた学校であるというのも良くわかりました。
スペースが広く、ゆったりしているのには、本当にうらやましく思いました。各学年十数名ずつしか生徒がいないというのも大きいのでしょう。
品野台小学校が、うちの子供達が通うことになるであろう小学校と比べると、施設的には圧倒的に恵まれていることは否めません。
うちから近かったらここに通学させたいと思うのですが、いかんせん遠いのです……。
瀬戸の街中にも品野台形式の第二の小学校ができたらいいなあ…と切に思いました。