2018.06.01
その他
キャラバンサライの写真を語る3つのキーワード/「@FM(FM愛知)」のdela(デラ)ラジオ番組出演を機にまとめました^^
ラジオ局、@FM(FM愛知) のトーク番組に出演させていただきました✨。
ナビゲーターは、名古屋を拠点に、国内外で活躍されているアイドルユニット、「dela/デラ」。
今回「アイドル」、という職業の人に初めてお会いしたのですが(笑)、カワイイだけじゃない!!ということがよ~くわかりました。ご一緒させていただいた綾瀬麗奈さんも山咲夢華さんも、山本華子さんも、みーんな頭の回転が速い!そして、抜群のコミュニケーション力*\(^o^)/*
聞き上手な彼女たちの水先案内につられ、普段口に出さないようなことも思わずたくさんしゃべってしまいました(笑) 。自分のやっている写真業について、①うなぎ、②おばんざい屋、③黒子をキーワードに語ったので、以下にまとめてみます。
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||| ① うなぎ
写真業って、鰻と一緒だと思うキャラバンサライ(笑)。
鰻は、まずはいかにイキの良い個体を入手するかにかかってますよね。それが写真においては、最適なロケーションスポットを見極めることに通じます。その後、鰻をさばいて焼く(関東地方では蒸すみたいですが…)工程が、写真では撮影にあたります。
そして、それぞれのお店が誇るタレが、写真においては編集作業(普通PC上で行います)に相当します。「秘伝のタレ」でうなぎの味わいが決まるように、この最終工程の編集で撮り手の写真の風味や味わいが特徴づけられると思うのです。
鰻において一連のプロセスが大事なように、写真においてもどの工程も同じくらい大切だと考えています。
||| ② おばんざい屋
キャラバンサライは、おばんざい屋さんなんです(笑)。
写真業って、これまた料理界に通じるところがあると思っている私。料理の世界にも、ソースがコクを出すフレンチや、ガツンとインパクト重視のラーメンなど、様々なジャンルがあります。そんな中、キャラバンサライの写真は、どちらかと言うと、シンプルであっさり系の和食に分類されるかと思います。
和食の中でも、フグや飛騨牛のような高級食材をわざわざお取り寄せして作るのではなく、ご近所の畑でとれた新鮮なお野菜をいかに料理するかを考えるのが私流…。
地元の畑で調達した季節の旬野菜を利用するので、どんな素材が手に入るかは料理をする直前までわからない…。「出たとこ勝負!」です(笑)。
今目の前に届いた「素材を活かして」、いかに美味しい料理を創作するかを考えるのが京都の小料理屋、「おばんざい屋」。そんなおばんざい屋の女将と本質的に同じような仕事を写真業において自分はしている…。そんな風に思っています^^
||| ③黒子
私のフォトグラファーとしてのスタンスは、黒子に徹すること。
撮影の際、フォーカスされるのはお客様であって、自分ではない。お客様が撮影という舞台で輝けるよう、その魅力を最大限に引き出し、写真として表現するのが私のミッションだと思っています。
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以上、珍しく語ってみました(笑)。
今回のお話をきっかけに、写真業において自分がやっていきたい方向性がより確かなものとなりました。ステキな機会を与えて下さった関係者の皆さま、上手く話を引き出してくれたdelaの皆さまに改めてお礼申し上げます。
【番組情報】
@FM(FM愛知)『三州瓦 presents dela stream』
放送時間: 5/24(木)と5/30(木)の2回にわたって放送 (25:30 – 26:00)
(1回目はもう終了しましたが)2回目の放送は、スマホのアプリradiko(ラジコ)で、放送終了後1週間まで聞けます^^