2013.04.22
プロフィール
プロフィール写真~仕事ノアル暮らし様(愛知県瀬戸市)~
瀬戸市内の「仕事ノアル暮らし」さんへ撮影に行ってきました。
一般社団法人である「仕事ノアル暮らし」さんは、うつ病、引きこもり、精神障がいの方ための就労移行支援施設。
一般企業等への就労を希望する障がいのある方が、就労に必要な知識や能力の向上のために訓練を行う機関です。
この施設を利用できるのは、「うつ病などで退職して再就職が心配な方」、「精神神経科・心療内科に通院中の方」、「引きこもっており就労に不安がある方」、「統合失調病と診断されている方」等です。
(「仕事ノアル暮らし」様についてもっと詳しく知りたい方は、ココをクリック!同施設のホームページへジャンプします)
この日私は、まずは7名の利用者さんの履歴書用写真を撮らせていただきました。
就活に使う写真というからには、カチッとした写真にしなければなりません。普段あまりそのような写真を撮っていないだけに(汗;)、セットアップに時間がかかった部分がありましたが、無事お役目を果たすことができました(^^)
……さて、その後は「仕事ノアル暮らし」のスタッフの皆さまを対象とした撮影です。
お天気も良かったことから、「仕事ノアル暮らし」さんからも近い、瀬戸市文化センターへ移動。新緑の中、楽しく撮影会を行いました~(*^^)v
5名のスタッフの方々の個別の写真も撮らせていただきましたが、ここでは、そのうち4名様分をご紹介しましょう!
まずは、Oさん。
気品あふれる笑顔がステキです。仕事ノアル暮らし様では、総務・経理を担当されているそうです。
次はWさん。
一年前に続いて2回目の撮影になりますが、今回もばっちりスマイルしてくれました~!
職場では、利用者さんの生活支援を担当されているそうです。
そして、お次に登場するのが頼れる男、Yさん。
カメラのファインダー越しに貫録が伝わってきます。利用者さんの就職活動を支援するお仕事をされているとのこと。皆さまからお父さんと慕われているのも納得!
そして、最後が「仕事ノアル暮らし」代表で、臨床心理士の加藤さん。
太陽のような女性です。そばにいるだけでエネルギーをもらえるような気がします(^o^)
…実は、加藤さんの活動の原点は、遠いアフリカの国、ルワンダにあります。
青年海外協力隊員として派遣され、暮らした彼の地で、それまでの人間関係からは想像もできないような人たちに出会い、泣き、笑い、濃密な時間を過ごした加藤さん。
「いつか終わる人生なのだから楽しまなくてはもったいない、メンタル失調を患っても、貧しい国に生まれても人生を楽しんでほしい。 夜不安とともに眠るのではなく、明日を楽しみにして眠りにつける人を増やしたい。経済的に厳しい人には仕事を、精神的に苦しい人には安心を」という熱い思いを胸に、2012年春、「仕事ノアル暮らし」を立ち上げました。
ルワンダ滞在中には、元ストリートチルドレンの若者らが働く牛の角を加工する工房を設立した加藤さん。
日本への帰国後も、ルワンダ支援は続きます。
仕事ノアル暮らしでは、ルワンダの工房から届けられた牛の角をお洒落なアクセサリーに加工し、販売。ルワンダでの雇用創出につなげています。
また一方、ルワンダ支援を通じて、「仕事ノアル暮らし」利用者さんが「自分が役に立っている」という思い抱くことができ、それが大きな心の支えになっている面もあるのだそう。
まさに、日本でもルワンダでも「仕事のある暮らし」を実現させている加藤さん。素晴らしいです!
これからも、写真等を通じて応援していきたい…。キャラバンサライはそう考えています。
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